タイトルは『北条氏康伝』、没後450年の企画である。三代氏康を主人公とした展示は珍しい。開幕早々見学したが、図録は未刊であった。いつものことながらその場で入手出来ないのは残念である。終了後にやっと購入したが、すでに記憶 続きを読む

 この館へは先月にも行ったばかりである。タイトルは『浄土の庭』、サブタイトルは「称名寺境内国史跡指定100年」である。従来の企画展よりも規模が小さいが、そのことについては後述する。最初にサブタイトルにみるように大正十一年 続きを読む

 今年最後の大物の見学記である。油断していて閉幕間際に見に行った。タイトルはずばり『早雲寺』、サブタイトルは「戦国大名北条氏の遺産と系譜」である。開基500年記念の展示である。大きく早雲寺そのものと小田原北条氏た狭山藩北 続きを読む

 この館へは久しぶりである。土日が休館であるが、友人から情報を貰い平日に見に行った。タイトルは『祈念の島』、サブタイトルは「中世文書にみる江島弁財天信仰」である。江の島、特に弁財天信仰に関する中世文書の展示であり、戦国期 続きを読む

 この館は久しぶりだし、横浜市にもしばらく足を踏み入れていなかった。今回のタイトルは『横浜の大名』、サブタイトルは「米倉家の幕末。明治であり」、なんとサブサブタイトルともいうべき「日記が伝える武州金沢藩、激動の4年」もつ 続きを読む

 タイトルはずばり『江の島』である。宗祖一遍上人や遊行四代呑海上人が江の島に縁があることや江島神社一の鳥居が遊行寺門前に建てられたことから(東海道から分かれる江島道の起点)、遊行寺(清浄光寺)と江の島は深い繋がりがある。 続きを読む

 タイトルは『鎌倉大仏』、サブタイトルは「みほとけの歴史と幻の大仏殿」である。出土遺物の展示が主の館であるから大仏についての発掘調査が紹介されていると期待して見に行った。大仏が出来る前史として宋文化、勧進僧、禅などの文献 続きを読む

 文庫の展示と言えば称名寺聖教、金沢文庫文書が中心となる。今回も同様であるが、タイトルが『江戸時代の称名寺』ということで見に行った。称名寺の最盛期は中世前期であるが、その後も寺は存続し現代に至る。その中でも約260年にわ 続きを読む

   久しぶりの鎌倉である。目的の展示は『戦国時代の鎌倉』、サブタイトルは「もとの都に成してこそみめ」である。サブタイトルは伊勢宗瑞が鎌倉に初めて入った時の和歌からとっている。展示は鎌倉幕府が滅んでのちの鎌倉公方から始ま 続きを読む

 横浜市新市庁舎完成記念の二番目はタイトルが『近代横浜を掘る』、サブタイトルは「洲干島からひろがる都市のすがた」である。1月から4月までの開催予定がコロナの影響で延びた。明治期が対象であり見るだけにしようと思ったが、市博 続きを読む