群馬県から埼玉県へ入る。タイトルは『昌國寺』である。寄居町に所在する曹洞宗の寺である。天正年間(1573~92)に水野石見守長勝が開基した。水野氏は後に六千石の大身旗本となった。展示品は朱印状(家康、家光、二十石)、水 続きを読む

 この館(正式には川口市立文化財センター分館 郷土資料館)は伊奈氏、赤山街道、日光御成道などの調査研究に力を入れている今回のタイトルは『伊奈忠治』、サブタイトルは「利根川・荒川を開発した代官」である。父の伊奈忠次の方が著 続きを読む

 年内はもう見学記を書くほどの展示はないと思っていた。期待していなかった分、内容が良かったのでレポートしたい。タイトルは『古物を伝える(メッセージ)』、サブサブタイトルは「好古家たちのさいたま」である。江戸時代後期から明 続きを読む

この館へは岩槻市立郷土資料館の時から行っており、2005年にさいたま市立岩槻郷土資料館になってからも何度か訪れている。今回友人からの情報で『岩槻周辺の城を探る』が開かれていることを知った。城郭がテーマなのでさっそく見に行 続きを読む


 富士見市にあるこの資料館は難波田城址にある。城址へは発掘現地説明会を含めて何度か行っているが、見学記は初めてである。タイトルは『難波田氏とその時代』で、開館20周年記念の展示である。タイトルからは中世の難波田氏が主と思 続きを読む

 収蔵品展ということで迷ったが、評判が良いしタイトルが『忍城の景観』なので見ることにした。今年初めての見学記である。計32種のうちメインは忍城図である。近代の地図を除いて15点が並ぶ。初公開の武州忍城図(阿部家時代)、忍 続きを読む

 古文書は難しいが、タイトルが『花押と印章×サインとはんこ』ということなので興味があった。展示替えを含めて計69種である。中世近世でほぼ半分づつである。最初の花押の展開のコーナーは十二世紀から十四世紀までで関東下知状や足 続きを読む

 本庄市から寄居町を経て毛呂山町に行く。タイトルは『戦乱の世の文化財』、サブタイトルは「指定文化財を中心に毛呂山の中世をしのぶ」である。町内を基盤とした毛呂氏や大類氏などの在地領主が中心となる。小田原北条氏の鐘證文、福徳 続きを読む

 友人と埼玉県内の博物館等を巡ってきた。最初は本庄市である。タイトルは『室町・戦国期の児玉・深谷地域』である。本庄早稲田の杜 地域連携展覧会と銘打っている。10月15日にオープンしたばかりで、第一回の企画展である。発掘出 続きを読む