久しぶりの東京都内の見学記である。『発掘された大名屋敷展』を見てきた。タイトル通り、展示品は出土遺物が大半である。中でも金箔瓦や30枚近い磁器皿の揃いなどは見応えがある。但し、大名屋敷ごとの展示であるので、大名相互の遺物 続きを読む


チラシで今年が千葉開府890年ということは知っていたが、いろいろなイベントが市内であったらしい。但し、都内では全くといっていいほどその情報が入らなかったなかったのは少しさみしい。その一つが『千葉妙見大縁起の世界展』である 続きを読む

坂東郷土館ミューズで『坂東市本将門記展』が開かれていることを友人から聞いた。将門の終焉の地なのでぜひ見たかったが、交通の便が悪く行くことを断念した。たまたま埼玉県内で『平将門展』を知り、こちらの方なら行けるので見ることに 続きを読む

どうしても見たい展示があって行ったらたいしたものでなくがっかりという場合や、反対に時間が余っていてついでに見たらなかなかのものであったケースもある。今回は後者のほうである。次回の見学記の前にどこか他に行く所がないかと探し 続きを読む

鎌倉へ行く前に途中下車して、『信長の馬・秀吉の馬展』を見た。馬に特化した博物館なので、信長、秀吉と馬との関わり合いが中心の展示である。信長の馬揃は有名である。古文書も伝馬関連のものが出ている。しかし、信長、秀吉と馬に限定 続きを読む


山梨県から大急ぎで多摩に戻り、八王子郷土資料館を経由して日野市の『今、よみがえる真慈悲寺展』である。廃寺である中世寺院の真慈悲寺がテーマである。この寺は十一世紀から十三世紀にかけて栄え、京王百草園のある台地上にあった。日 続きを読む

大宮、熊谷経由で『江戸湾沿岸警備と忍藩展』を見に行った。小山市立博物館に続いて幕末関連の展示である。但し、テーマは全く異なっている。異国船が日本近海に現れるようになると、幕府、沿岸諸藩は台場などを構築した。江戸湾はそれで 続きを読む

私の研究対象は主に中世であるが、歳をとったせいか、それに友人の影響もあって、最近は明治大正を経て戦前戦中まで興味がでてきた。今回は『幕末維新期の点描展』を見てきた。小山市立博物館は二度目の投稿である。ごく普通の幕末明治の 続きを読む