博物館と美術館は原則的には理念、展示物などの差異による。しかし、博物館で絵画を並べたり、美術館で出土遺物を展示したりすることは別に不思議ではない。私はあまり美術館が好きではないというより美術鑑賞が苦手である。そうはいって 続きを読む

今回は『信州高遠藩展』の見学である。区内に内藤家の下屋敷址や菩提寺の太宗寺がある関係で、新宿区ー伊那市友好提携10周年記念ということである。旧高遠町からの付き合いである。高遠藩は保科氏2代、鳥居氏2代、内藤氏8代と続いた 続きを読む

10月1日は都民の日であるが、どこかへ行く予定はなかった。直前に『三ノ輪の殿様展』がその日から開かれるとい情報を入手したので、さっそく見に行くことにした。サブタイトルは「あらかわの大名屋敷」である。もちろん上屋敷はないが 続きを読む

先日、友人から『玉村町の環濠屋敷と城館展』の解説書をもらった。これを読んだら見に行きたくなった。展示の最終日になんとか見学出来た。なんとかという訳は交通の便が悪い所にあるからである。それは後述することとする。玉村町文化セ 続きを読む

上田市立博物館を後にして真田氏歴史館(大坂城真田丸展)、小諸高原美術館(小諸城展)と回ったが、とりたててコメントはないので省略する。次は『真田丸の時代の安中展』である。タイトルのようにもろ大河ドラマ関連である。以前に寄っ 続きを読む

この館には1階に特別展示室、2階に企画展示室がある。後者のほうが狭くテーマもマイナーなので、いつも空いている。『発掘された中世遺跡』が今回のタイトルである。サブタイトルは「府中市西府の考古学」。2009年に新設されたJR 続きを読む

浄土宗大本山である三縁山広度院増上寺に『葵の御紋展』を見に行った。徳川将軍家の菩提寺であり、寺領1万石余を有していた。寺紋は葵であり、今回のテーマがこれである。将軍家から下賜された品や御三家からの奉納品の他に、寺の什宝等 続きを読む

今回は少し変わった見学記である。タイトルは『海を渡った侍たち』であるが、フォトサロンが会場であることから分かるように写真展である。サブタイトルは「幕末・明治の肖像写真」でありこのような書籍は多くでているが、実際の展示会は 続きを読む

夏場にかけてはこれといった特別展等が少ない。今回の『譜代大名 内藤家と戦い展』も期待半分で見に行った。テーマはサブタイトルに「内藤家文書をつうじて」とあるように興味があるが、特別展示室は狭いからである。出品数は31点。文 続きを読む

今回は『戦国時代の小山展』を見てきた。過去にも中世関連の企画展が数回開かれている。80点の出品のうち、近代の肖像画を除いた多くが古文書である。他には常連の伊澤昭二氏蔵の甲冑が5点と絵画、出土遺物、彫刻で構成されている。中 続きを読む