上高津貝塚ふるさと歴史の広場見学記

今回は土浦市まで足を延ばして『中世の道 鎌倉街道』の見学をした。私は城郭の次に鎌倉に関心があるので、押さえておくべき展示である。もともと遺跡公園の一画にある資料館なので、出土遺物が主であった。かわらけ、陶磁が多いが、石塔、鉄製品、仏像なども出ている。大きく市内、常陸、関東に分けている。市内では宮脇遺跡、寄居遺跡、常陸では村松白根遺跡、犬田神社前遺跡、関東では堂山下遺跡、下古舘遺跡などを取り上げている。市内、常陸のものは初めて知る遺跡がほとんどであった。鎌倉街道の現状の写真パネルもある。刊行物は資料一覧の他に無料のリーフレットが貰える。市内の鎌倉街道を紹介するガイドブックのようなものがあればとも思う。

資料館は上高津貝塚を公園整備したふるさと広場にある。貝塚には竪穴住居や掘立柱建物も復元されている。資料館の常設展示は上高津貝塚を初め全国の貝塚の紹介が主である。弥生時代以降のものは土浦市立博物館で展示している。交通の便は悪く、最寄りのバス停から徒歩20分かかる。途中に高井城址もある(残りはよくない)。

<h3>2017年10月14日から12月3日まで開催</h3>

見学日
2017年11月5日
2017年11月13日