静岡市文化財資料館見学記

 友人と静岡県に行った時の見学記である。そこそこ混んでいて見づらく書くかどうか迷ったが、閉館記念企画展ということで記録することにした(1975年5月開館)。タイトルは『静岡浅間神社の御神宝』、おせんげんさんのたからものの第二弾で、閉館前日の見学であった(混んでいたのはそのせいかも知れない)。タイトル通り全て静岡浅間神社の宝物である。展示替えを含めて総数70種を数える。初申祭や流鏑馬関連を中心とした祭礼コーナーの次に戦国武将の崇敬コーナーがある。古文書では今川氏真朱印状、武田信玄判物など、武具では紅糸威腹巻、軍配団扇などが出ている。武将の篤い信仰を物語っている。徳川幕府も保護に力を入れ、家康、秀忠、家光など歴代将軍の朱印状も並んでいる。次の寛永の造営(十七世紀)コーナー、文化の造営(十九世紀)コーナーは幕府直営の工事についてであり、この時の奉納品や棟札等が出ている。最後は書画コーナーであり、山田長政肖像画、大象の図などがある。静岡浅間神社の宝物の概略が分かるようになっていた。この館は閉館するが、新しい博物館(静岡市歴史博物館)が2023年1月に駿府城公園の近くに開館予定である。刊行物は図録が無く鑑賞ガイドというパンフレットと資料一覧がある。館は静岡浅間神社の境内にある。二階建てで今回は二階の展示室全てを使っている。

2021年10月16日から12月26日まで開催

2021年12月25日見学

2021年12月30日記