三河武士のやかた家康館見学記2

 秋の展示シーズンもそろそろ終盤にかかっている。思い切って愛知県内の博物館等を回ってきた。最初は岡崎市である。タイトルは『家康、十九にして立つ』、サブタイトルは「岡崎時代の家康と家臣」である。開館40周年記念プレ企画展と銘打っている。特別展示室では家康が岡崎にいた期間、すなわち永禄三年(1570)桶狭間の戦い後から元亀元年(1570)浜松へ移るまでを対象としている。家康関連では木像、画像、判物など、家臣団については本多忠勝画像、渡辺守綱画像、小栗忠政画像などが出ている。部屋が狭いのでダイジェスト版といった感じである。続く一階展示室ではがらっと変わって三河の城址からの出土遺物の展示となる。上ノ郷城址(蒲郡市ー天目茶碗、鉄砲玉など)、牧野城址(豊川市ー染付皿、土鍋など)、八幡砦址(豊川市ー天目茶碗、擂鉢など)、田原城址(田原市ー鉄釉皿、鎧小札など)、吉田城址(豊橋市ー常滑甕、大窯碗など)を取り上げている。開館40周年は来年であり本格的な展示を期待している。刊行物は展示目録のみである。

2021年11月20日から2022年1月30日まで開催

2021年11月23日見学

2021年11月27日記