本庄早稲田ミュージアム見学記

 友人と埼玉県内の博物館等を巡ってきた。最初は本庄市である。タイトルは『室町・戦国期の児玉・深谷地域』である。本庄早稲田の杜 地域連携展覧会と銘打っている。10月15日にオープンしたばかりで、第一回の企画展である。発掘出土品の展示であり、児玉・深谷の5市町及び早稲田大学関連の10遺跡から出品されている。主に五十子陣跡(本庄市)、新倉館跡(美里町)、安保氏館跡(神川町)、皀樹原・檜下遺跡( 〃 )、堂裏遺跡(上里町)、深谷城跡(深谷氏)そして下戸塚遺跡(新宿区)、下柳沢遺跡(西東京市)である。100点以上の遺物は見応えがあった。写真パネルも充実している。刊行物は8ページの無料のリーフレットがある。

 ミュージアムは早稲田大学本庄キャンパスの中にある。最初は大学独自の博物館と思っていたが、本庄市と大学との共同施設であった。一階に常設展示室があり、市と大学の二部屋に分けられている。市の方が広く旧石器時代から戦国時代までの考古資料であり(一部大学のものもある)、大学の方は民俗、美術品などの展示替えがある。今回の企画展は二階の広い部屋を使っていた。JR東日本上越・北陸新幹線本庄早稲田駅から徒歩3分の至近距離である。他にはJR高崎線本庄駅からバス便が出ている。

2020年10月15日から12月20日まで開催

2020年11月23日見学

2020年11月30日記