浜松市博物館見学記

 焼津市のあと掛川市経由で浜松市にやってきた。博物館へは何回か来ているが、見学記は初めてである。タイトルはずばり『浜松城』、サブタイトルは「築城から現代へ」である。家康公浜松築城四五〇年記念事業と銘打っている。三部屋で構成されている。第一室は出土品がメインであり、引間城址、浜松城址、城下町遺跡などからの瓦、カワラケ等が出ている。部屋の中央には青山家家中配列図が置かれている。第二室が今回の一番の見所である。城絵図が約20舗ずらりと並んでいる。浅野文庫、松江歴史館など全国各地から集められている。今までになかった城絵図の集大成の展示である。第三室は展示ホールの一画を使っている。サブタイトルにある現代への関連で鉄城閣入場券、絵はがき、再建募金箱などが展示されている。ただ、絵はがき、グッズはもっと集めればそれだけで展示会が出来ると思う。今回は多くの城絵図が見れたのが収穫であった。刊行物は図録が出ている。展示順とかなり違っているのは読みずらかったが、図版が多く参考になる。また、別に城絵図集の刊行も期待したい。

 博物館は浜松市の通史を紹介する常設展示室を広くとっている。隣接して蜆塚公園がり、国史跡の蜆塚遺跡が広がっている。JR東海道本線浜松駅からバス便がある。時間に余裕があれば駅へ帰る途中に浜松城址へ寄るのもよいであろう。

2020年10月17日から11月29日まで開催

2020年11月3日見学

2020年11月13日記