掛川市二の丸美術館見学記3

 友人と静岡県、愛知県を駆け足で回ってきた。静岡県は1月以来であり。この分だと毎月この方面へ出かけるかもしれない。タイトルは『徳川家康と掛川三城』、サブタイトルは「戦国の世から悩み、苦しみ、生き抜いた武将たち」という長いものである。計72件で構成されている。二部屋を使っている。一階は城造りと家康であるが、現物は東照大権現像、德川十六将図のみであり、パネルが主である。地下一階がメインとなる。大きく二つに分かれる。德川家康とゆかりの人々の章では家康、掛川城主関連で葵紋散散水蒔絵団扇、松平遠江守定吉画像、北条出羽守氏重葬列図などが出ている。掛川三城の章は掛川城址、高天神城址、横須賀城址の概説パネルとそれぞれからの出土遺物が中心であり、現物は大身槍、槍(高天神城)、戸張、津島神社棟札(横須賀城)、そして鎧・兜、軍配、蒔絵鞍他多数(掛川城)などが並んでいる。時節柄家康と結びついた展示の一つであった。刊行物は出展リストがある。

2023年1月28日から3月12日まで開催

2023年2月23日見学

2023年2月27日記