府中市郷土の森博物館見学記2

またまた久しぶりである。一年を通して特別展、企画展は開かれているが、今の時期はこれといった展示が少ない(あくまで私にとってであるが)。今回は『戦国の府中展』である。博物館は二回目の登場である。企画展示室は二つあって、2階の小さな方を使っている。それでも広さ的には十分である。天文年間(1532~55)から天正年間(1573~93)の後北条氏支配下の府中を扱う。史料と出土遺物が半々。史料のほうは滝山城と八王子城の古図、古文書5点、文献7点である。出土遺物のほうは陶磁器、かわらけ、出土銭などであり、鎧の断片や兜もある。概して万遍無くといった展示である。例によって刊行物はない。出品目録だけでも欲しいものだが。すぐ隣で『図解 川崎平右衛門展』も開かれている。

<h3>2017年4月15日から6月25日まで開催</h3>

見学日
2017年6月10日
2017年6月15日