飯山市ふるさと館見学記

 友人と長野県へ行く。タイトルはずばり『飯山城』、サブタイトルは「築城四六〇年」である。常設の企画展示室はなく、そのつど学習室・体験作業室を使用している。どちらかというと城絵図展であり、飯山城下御絵図、松平時代飯山城下町絵図など現物5点、パネル7点が出ている。他に灯明皿、曲物、茶碗等の出土遺物や謙信綱切りの槍、武田二十四将図などが出ている。城主のことなどは歴史はパネルで紹介している。小規模ながら城そのものを扱った展示であった。刊行物は16ページのリーフレットがある。図録というより解説書のような内容である。

 ふるさと館は一階に歴史、自然の常設展示室、二階に民俗、考古の収蔵室がある。JR北陸新幹線、飯山線飯山駅から徒歩10分である。近くに市美術館、市伝統産業会館があり、飯山城址には徒歩15分で行ける。寺の町といわれるほど寺が多い。時間があれば市内を散策したい。

2024年9月14日から11月24日まで開催

2024年10月26日見学

2024年11月2日記