友人と久しぶりに福島県へ向かった。小規模な展示なので見学記もどうかと思ったが、城郭がテーマなので書くことにした。タイトルは『保原城から保原陣屋へ』、サブタイトルは「変遷を探る」である。大きく歴史と発掘調査に分かれる。但し、歴史に関しては古文書7点(伊達晴宗書状、伊達実元書状等)は釈文のみ、下保原村絵図なども写真パネルである。後者の出土遺物のほうが展示のメインとなる。平成二年から十四年までの発掘成果であり、十三世紀から十七世紀までの長い期間存続した。茶臼、香炉、大甕など多数出ている。2期に分かれ、6月13日までが保原城、6月18日からは保原陣屋の紹介となる。刊行物は4ページのパンフレットのみである。
2022年4月23日から8月7日まで開催
2022年5月28日見学
2022年6月2日記