沼田市歴史資料館見学記2

 友人と群馬県内を回ってきた。タイトルは『沼田城跡発掘最前線』、サブタイトルは「幻の城を掘る」である。小さな展示室一部屋なのでわざわざ見学記でもないが、世の中の正常化(そして博物館等の正常化)には程遠いので紹介する。大きくパネルと出土遺物で構成されている。パネルは近年の発掘時の状況を年代順に並べている。遺物は瓦が17点と多く、鬼瓦、鯱瓦も出ている。他にかわらけ2点、陶磁器3点、金箔がある。大正時代の沼田(久米)公園平面図や原寸大複製の正保城絵図もある。どちらかというと発掘速報展のような感じであった。刊行物はないが、沼田城址関連の資料が無料で配られていた。

2020年8月29日から9月27日まで開催

2020年9月6日見学

2020年9月10日記