そろそろ展示会シーズンなので、早め早めに見ることにした。今回は『難攻不落の山城 高天神城と江戸の華 横須賀城』と少し長いタイトルであるが、それぞれに枕詞を付けたのであって要は二つの城の展示である。高天神城は陶磁器、瓦などの出土遺物がほとんどであり、参考に十文字槍、鎧、火縄銃などが出ている。横須賀城は幕末まで存続した城らしくバラエティーに富んである。出土遺物の他に唐子図屏風、三十六歌仙図扁額、白い馬図絵馬などである。高天神城と比べて知名度が今一つなので、これを機にもっと知られてもよいであろう。刊行物は出品目録のみである。
2019年9月7日から11月4日まで開催
2019年9月28日見学
2019年10月3日記