名古屋市に行く前に寄った。岐阜県垂井町は数十年ぶりの訪問である。歴史民俗資料館での展示であり、タイトルは『南宮山攻防戦!』、サブタイトルは「垂井と関ケ原合戦」である。テーマは関ケ原合戦の一場面を取り上げており興味深かったが、企画展示室が狭すぎる。展示物は計24種と少ない。それでも参加武将に関連する地からいいものを持ってきている。毛利秀元画像、龍の丸具足(吉川広家所用)、徳川家康朱印状などである。ただこのようなものの展示のみで関ケ原合戦における垂井の位置付けはなかなか掴みにくい気がした。刊行物は図録のみである。
タルイピアセンターは資料館と図書館とからなっている。現在常設展示室が使えないので企画展示室のみの見学となっているのが残念であった。JR東海道本線垂井駅から徒歩10分である。大垣市と関ヶ原町に挟まれているが、見所は多い町である。
2019年7月27日から9月16日まで開催
2019年8月30日見学
2019年9月6日記