岡崎市から蒲郡市経由で豊橋市へ行く。こちらも開催最終日の見学であった。タイトルは『多史済々』、サブタイトルは「天下人の交差点」である。岡崎市美術博物館が休館のためその収蔵品の展示と思っていた。また、チラシに肖像画、仏画、甲冑などが載っていたのでそれらが主と考えていた。実際は前後合わせて計106件のうち岡崎市美術博物館蔵は7件のみでありほとんどは岡崎市内の寺社からのみのであった(寄託かもしれないが)。展示品の種類はバラエティーに富んでいるが半分ぐらいは古文書であった。
展示室7は古文書がほとんどである。なんと徳川家康は発給文書がなんと15件も出ている。今回の展示の目玉となっている。室町時代の足利氏関連も多く出ている。足利氏が三河守護であったことの紹介である。他に徳川家康像などがある。展示室8も古文書主体である。家康を輩出した安城松平家が台頭した過程を追っている。古文書以外では松平信光像、熊毛兜、槍などが出ている。展示室9に入るとやや様相が異なる。家康が三河を統一した後のことを扱っている。古文書以外に松平清康像、兜、大太刀、蒔絵太刀函などが見られる。展示室9を出た展示コーナーでは岡崎市美術博物館の学芸員所蔵の徳川十六将図、徳川二十八将図、新田猫絵などが展示されている。番外編といったところである。古文書が多いとはいえ色々な種類のものを見ることが出来た。刊行物は8ページのリーフレットと資料釈文がある。図録があればなおよかった。博物館の他の展示室では『さし絵のしごと』他いくつかの展示があった。
2025年12月13日から2026年1月25日まで開催
2026年1月25日見学
2026年2月1日記
