刈谷市歴史博物館見学記4

 豊川市から幸田町、安城市を経て刈谷市である。タイトルは『姫たちの想い』、サブタイトルは「家康を支えた水野家の女性たち」である。於大、妙春尼、かな姫の3人の女性を取り上げている。その中でもちろん家康の生母である於大がメインとなる。計46種49点で構成されている。序章は家康のことで家康産衣の鎧、東照大権現像などが出ている。第一章は於大で約半分を占める。華陽院画像、伝通院画像、同坐像などが展示されている。第二章は家康の伯母である妙春尼(於大の姉)である。一向一揆後の浄土真宗の復権に尽力した。教如書状、家康書状写などが出ている。第三章は家康の従姉妹のかな姫(於大の姪)である。家康の養女となり加藤清正に嫁した。清正没後も加藤家、娘の八十姫が嫁いだ紀伊徳川家に縁が深かった。水野勝成書状、亀姫赦免願などが出ている。終章は於大に戻り伝通院画像などがある。多くの家康展の中でも女性をテーマにした数少ない展示であった。刊行物は図録、展示作品リスト、資料訳文集がある。図録には3人の女性に関する論考も載っている。

2023年10月14日から11月26日まで開催

2023年10月17日見学

2023年10月26日記