明治大学博物館見学記2

この館はコロナで休館が続いたので久しぶりである。タイトルは『絵図が語る内藤藩の歴史』であり、文字通り絵図が主となる。計22点であり、うち19点が内藤家文書である。第一章は磐城平である。城絵図は2点で、あとは領内絵図その他である。第二章は江戸である。江戸上屋敷(虎ノ門)が2点、下屋敷(六本木)が1点その他となる。第三章は延岡である。最後の封地であり、多くの城絵図があると思うが、今回原物は無かった。領内絵図が多く、変わったところでは下北陣屋ノ絵図があった。その他は参勤交代の時の道中絵図などであった。平以前の関連した地の絵図があればよいのにと思った。コロナ対策かもしれないが、壁面のみの展示であり、やや殺風景であった。刊行物は出品目録のみでチラシも無かった。

2021年6月10日から7月7日まで開催

2021年6月23日見学

2021年6月29日記