葛飾区郷土と天文の博物館見学記2

 タイトルは『徳川三代と青戸御殿』であり以前から関心のある御殿遺跡の展示なので、猛暑の中見に行った。時代は家康、秀忠、家光の徳川三代を中心としている。最初はメインの青戸御殿であり、板材、飾り金具、墨書かわらけ、瓦、釘などが多数並んでおり見応えがある。次に比較事例として府中御殿(釘、飾り金具など)、千葉御茶屋御殿(皿、瓦など)を紹介している。他には鴻巣御殿、品川御殿などを取り上げている。品川御殿は絵図や復元模型が出ている。発掘状況などはパネル展示となる。御殿は関東各地にも多く存在するが、今回はその中の数か所のみであった。主に宿泊用と休憩用では規模、性格等が違うので、このあたりが曖昧であったのは物足りなかった。刊行物は図録のみである。

2024年8月3日から9月29日まで開催

2024年8月25日見学

2024年8月31日記