タイトルは『戦国武士と馬』である。合戦における馬とかがテーマになると思ったが、どちらかというと馬具と馬術が中心の展示であった。全69種である。広い第展示室から始まる。馬具では鞍が多く轡、馬鎧など、馬術では八条流馬術が主で馬術秘伝巻、八条流辻之書などが出ている。戦国武士は信長、秀吉、家康といったメジャーな武将が目立った。三重県伊賀市でのみ出土している土符は初めて見た。狭い第3展示室では武士でありながら鞍を作っていた伊勢氏、井関氏等を取り上げている。展示品も鞍が主となっている。馬が出てくる合戦図や馬と一緒に描かれた肖像画が一枚もなかったのが物足りなかった。刊行物は図録と展示品リストがある。
2023年10月7日から12月3日まで開催
2023年11月12日見学
2023年11月21日記