坂東郷土館ミューズで『坂東市本将門記展』が開かれていることを友人から聞いた。将門の終焉の地なのでぜひ見たかったが、交通の便が悪く行くことを断念した。たまたま埼玉県内で『平将門展』を知り、こちらの方なら行けるので見ることにした。大きく分けて3つのパートで構成されている。最初は浮世絵のコーナーである。浮世絵の題材としていかに好まれていたかがわかる。第2のコーナーは文学館らしく、将門を扱った近代現代の書籍などである。最後のコーナーは県内の将門伝説を取り上げている。私はこちらが最もよかったので、もっとスペースがあればよいと思った。企画展示室が狭いので、県内の事柄が中心なのは仕方ないであろう。刊行物は図録が出ている。
文学館は文字通り、埼玉県内の文学者を紹介する施設である。県立にしては小規模である。JR高崎線桶川駅から徒歩5分の近さである。桶川市市民ホールと同じ建物である。
<3h>2016年10月1日から11月27日まで開催</3h>