八尾市立歴史民俗資料館見学記

関西シリーズ第4弾は『畠山氏と真観寺展』である。以前に『真観寺文書の研究』(2001)が刊行されていたので、大体の内容は推測された。出品は33点。ほとんど真観寺蔵の文書である。畠山氏は室町幕府管領家であり河内守護でもあるので、畿内の中世史、特に戦国時代を考える上では重要な文書群である。図録はなく、無料の釈文集のみである。前記の本が図録代わりであろう。常設展示はいかにも従来の歴史民俗資料館らしい並べ方である。火曜日が休みなのは注意したい。近鉄服部川駅から徒歩8分であるが、この駅に行くまでが乗り換えがあって少々時間がかかる。

八尾市立歴史民俗資料館見学記

2016年4月7日から5月30日まで開催

見学日
2016年5月18日
2016年5月30日