焼津市歴史民俗資料館見学記

今年最初の見学記である。タイトルが『焼津のお城拝見!』なので見るしかないのだが、大体の展示内容は想像出来るので今一つ躊躇していた。別の用事を作って思い切って行ってきた。大きく小川城址とその他の城址に区分される。小川城址は出土遺物が大半であり、墨書土器、形代など計54種である。その他では石脇城址、方ノ上城址、花沢城址、当目砦址の想像図や今川記、甲陽軍鑑などである。古文書は今川義元判物、朝比奈信置判物、徳川家康朱印状の3点が出ている。時節柄、井伊家関連のコーナーもあった。刊行物は資料目録しかない。企画展といっても常設展示室の一部を使っており、まとまった展示が出来ないのは残念である。

資料館は焼津市文化センターの中にあり、文化会館、図書館、小泉八雲記念館と併存している。また、館内は通史および漁業資料の常設展示の他に第五福竜丸に関する一室もついている。JR東海道本線焼津駅からバス便がある。徒歩だと約25分かかる。

<h3>2017年10月6日から2018年1月28日まで開催</h3>

見学日
2018年1月14日
2018年1月18日